週刊少年ジャンプで作られた立体的な頭部が、まるで漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズに登場するスタンド「ヘブンズ・ドアー」の能力のようだと話題になっています。
鼻や口に二重の目、眉周辺の立体感など、人間の頭部がリアルに造形されており、怖いくらいの生々しさがあります。そして指で触ると、かるくパラパラと“中身”が見える不思議な感覚……。まさにジョジョのキャラクター・岸辺露伴先生の「本」にする能力だこれ!
制作したysk/itoh(@itoh_ysk)さんによると、週刊少年ジャンプを6冊くらい使い、約2000枚のページを積み重ねているのだとか。またパーツのカッティングは機械で行っており、製作期間は約2カ月。そして好きなジャンプ作品は『ジョジョの奇妙な冒険』の第4部で、制作時にも「ヘブンズ・ドアー」を意識したことが語られています。
同作品は「99.85%少年ジャンプで出来てます」と投稿されており、残りの0.15%は形状保持のための段ボールであることが説明されています。ちなみに顔のモデルは作者自身とのこと。
コメントでは「スタンドにやられたッ!?」と驚く声が上がり、「すごい」「芸術」「ステキな作品」と話題になっています。
ysk/itohさんは、2017年には段ボール製の「石仮面」をCGモデルから製作。他にも段ボール製の「足を組んで座る女性」の等身大像などをイベント用に製作しており、Twitterでも公開しています。
画像提供:ysk/itoh(@itoh_ysk)さん
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