ファミリーマートは4月10日、買い物額に応じて付与するポイントサービスとして、従来の「Tポイント」に加え、2019年11月から「dポイント」(NTTドコモ)と「楽天スーパーポイント」(楽天ペイメント)を導入すると発表しました。
11月以降、全国約1万6000店舗のファミリーマートでそれぞれのポイントカードかアプリを提示すると、買い物額200円(税込)に対し1ポイントを付与します。
また、ファミリーマートが19年夏から提供する決済機能付きスマートフォンアプリ「ファミペイ」に、ポイントサービス連携機能を搭載。利用しているポイントサービスを連携させることで、1つのバーコード提示で支払いからポイント取得まで行えるようになるとしています。
従来はTポイント1本に絞っててきたファミリーマートですが、集客力拡大に向けて複数サービスの導入に踏み切ったようです。ファミリーマートはTポイント運営会社「Tポイント・ジャパン」に出資していますが、保有株式全てをカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループに売却したことも発表しました。ただ、今後もTポイントとの連携は継続するとのことです。
ファミリーマートは「オープン主義のもと様々なポイントプログラムとの連携を検討するとともに、ファミペイを軸に、デジタル戦略を推進してまいります」とコメントしています。
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