東京メトロが東京電力エナジーパートナーと協力し、スマートフォン向けモバイルバッテリーのレンタルサービス「充レン」の実証実験を開始しました。後楽園駅と溜池山王駅に試験設置された無人貸出機から、1日300円でレンタルを利用できます(要クレジットカード)。
充レンはゆりかもめの駅や東京ビッグサイトなど、お台場エリアで7月から実証実験が始まったサービス。提供エリアに設置された貸出機にメールアドレスを入力し、クレジットカードを挿入するだけで、モバイルバッテリーを借りられます。返却先は借りた場所とは別の貸出機でもOK。レンタル料金は1日あたり300円ですが、4泊以上継続利用した場合は自動で買い取り扱いとなり、レンタル料金と合わせて3900円の決済が発生します。
バッテリーはケーブル一体型で、コネクターをLightning・Micro USB・USB Type-Cから選択可能。容量は4200mAhで、一般的なスマホのフル充電1〜1.5回分程度とされています。
災害などの発生時には、バッテリーを無償で提供する機能も搭載。東京メトロでは、駅での利用ニーズや利便性を検証し、実験結果をふまえて事業化を検討するとのことです。
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