eスポーツの国内における認知度が、41.1%に達したことが、ゲーム総合情報メディア「ファミ通」の調査で分かりました。集計は7月16日に行われたもの。14.4%だった2017年9月の調査結果と比べると、1年弱で約3倍に上昇したことになります。
調査対象は全国の5〜69歳男女2万1777人。eスポーツについて、「言葉を聞いたことがある、知っている」「直接会場で観戦、もしくは動画などで視聴したことがある」「参加・出場したことがある」「どれにもあてはまらない」のいずれに当てはまるかを聞いたところ、4割強が認知していることが判明したといいます。なお、認知者の男女別の内訳は男性が58.6%、女性が41.4%。前年の調査では女性は約3割だったとのことで、女性の認知がより広がっていると分かります。
なお、観戦または視聴の経験者は382.6万人で、認知者のおよそ10人に1人という結果に。年代別で見ると、20代・30代が過半数を占めています。
出場経験者数は約53.9万人で、前年の調査時から16万弱の増加。プロライセンスの発行が始まって大会数が増加したことや、アジア競技大会でのデモンストレーション競技採用など、ここ1年でさまざまなメディアがeスポーツを取り上げるようになったことが一因と、ファミ通は推察しています。
(沓澤真二)
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