「これまでに経験したことのないような大雨」として気象庁が7月6日までに福岡県、佐賀県、長崎県、広島県、岡山県、鳥取県、兵庫県、京都府に「大雨特別警報」を発表した大雨の被害が拡大しているのを受け、KDDIとソフトバンクが岡山県と広島県の全域を対象に公衆無線LANの無料開放をすると発表した。
大雨特別警報はその後解除される県もあったが岐阜県でも発表され、7日18時現在京都府、岐阜県で継続している。
開放されているのはKDDIの公衆無線LAN「au Wi-Fi SPOT」とソフトバンクの公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」。ネットワーク名「00000JAPAN」をスマホやタブレットで選択すると、キャリア問わず誰でも利用することができる。
また、通信各社は安否状況や避難場所などの確認に使うことができる「災害用伝言サービス」の提供も行っている(6月18日に発生した大阪府北部を中心とした地震のため)。災害時など電話がつながりにくい状況でも、事前に安否状況や避難場所などを登録しておくことで、全国からその情報を確認できるサービス。
また、NTTドコモ、au、SoftBankの3社はスマートフォン向けアプリも提供している。
NTTドコモも岡山県、広島県内全域の「docomo Wi-Fi」設置エリアで公衆無線LANサービスを無料開放。ネットワーク名「00000JAPAN」を選択して利用できる。
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