夏の子どもの定番おやつ、あのポキっと折って食べるアイスの意外な食べ方が話題となっています。Twitterユーザーのおつゆ(@anoneoame)さんの投稿は現在1万RTを突破。小さいころ大好きだったあのアイスにこんな食べ方があったとは……!
「チューペット」「ポッキンアイス」「チューチューアイス」などの愛称で知られ、凍らせて食べるのが子どもに人気のポリ容器入り清涼飲料水(関連記事)。「ポッキンアイス」と呼んでいるおつゆさんのご主人は、少し変わったアレンジをするのが好きなんだとか。アイスに合わせるのはなんと牛乳です!
作り方は簡単。4色のアイスを用意して、包丁で輪切りにしていきます。輪切りにしたものから容器を外して器に入れたら、適量の牛乳をそそぐだけ。
「いっぱいできたからあげる」とご主人に言われ、アイスの牛乳がけをもらったおつゆさん。お礼を言うものの、正直なところ「おいしくなさそう」「ほんとにおいしいのかな……」と思ってしまいます。確かに、味が想像できないもんね……。しかし、一口食べてビックリ! 牛乳とのコラボは意外な美味しさで、「うまぁぁぁぁ〜しゃりうまぁぁぁ」「しゃりしゃりしてすごくおいしかった」という感想を持ったとのこと。これは、やってみたい……!
ということで、早速この“ポッキンアイスの牛乳がけ”を作ってみました。材料はおつゆさんの漫画にあるように、凍ったアイス4本と牛乳のみ。せっかくなのでおつゆさんの投稿と同じくカラフルになるように、4色を用意。今回はヨーグルト風味のアイスにしてみました。
凍ったアイスは予想以上にサクサクと簡単に切れ、あっという間に輪切りにできました。投稿を参考に、およそ3〜4センチ幅にしたアイスの輪切りたちを指で押し出し、容器から出していきます。
器にアイスを入れたら、上から牛乳を注げばできあがり。牛乳はおつゆさんの投稿同様、アイスがひたひたになる程度の量にしてみました。
さていよいよ実食です。正直なところ、食べる前は私も漫画内のおつゆさんと同じく「これは本当においしいのだろうか……」と思っていました。だってあの何度となく食べたアイスを輪切りにして、牛乳をかけただけですよ? 一緒にいた小学生の娘も、「ただアイスと牛乳の味がするだけじゃないの?そのままで食べたかった」と文句を言う始末です。うむ、気持ちは分かる。
しかし一口食べた瞬間、その予想はいい意味で裏切られました。なんだこれ、超おいしいぞ……! アイスが少しずつ牛乳に溶けていくと、シャリシャリトロっとした食感になっていきます。牛乳のクリーミーさがアイスに合わさるので、いつもそのまま食べているものよりもリッチな味わいに。アイスがとけた牛乳は、独特のにおいが消えてフルーツ牛乳のような甘みになりました。これは予想以上の一体感だ……!
子どももこのおいしさにはビックリしたようで、「そのまま食べるよりもおいしい! おかわり!」とまさかのおかわりを要求。結局、私と子ども2人で計8本をペロリとたいらげてしまいました。おつゆさんのご主人はおそろしいレシピを世に出してしまった……!
ひと手間かけるだけで、いつもとは違うアイスの味が楽しめるこのレシピ。アイスのフレーバーや、牛乳の種類・量などでそのつどアレンジが楽しめそうです。簡単でおいしいので、暑い日のデザートにぜひお試しあれ!
※「チューペット」は前田産業が販売していた氷菓の商品名。2009年の販売終了後(関連記事)は、「チューペット」という商品名は使われておらず、他社より類似品が販売されている。
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