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 普段はかばんの中に隠れていて見えない、あの人の「かばんの中身」。性格や生き方をズバリ反映しているものや、「そんなグッズ持ってるの!?」と意外に思えるものが飛び出してくるかもしれません。

 IT系企業の社員、フリーライター、書籍化も果たした同人サークル「劇団雌猫」メンバー……と“トリプルフェイス”の活躍をしているひらりささんに、かばんの中身を教えてもらいました。


ひらりさ

平成元年生まれの副業ライター。漫画家インタビューから新書構成までゆるっと活動。

同人サークル「劇団雌猫」メンバーでもある。



「ひらりさ」さんのかばんの中身は?

 平日IT系企業の社員として働くかたわら、余暇を利用して、ライター活動をしています。オタク趣味が高じて友人たちと「劇団雌猫」という同人サークルを立ち上げ、「インターネットでは言えない話」をテーマにした同人誌「悪友」を頒布したところ、ご縁があって『浪費図鑑』として書籍化。最近はその取材・執筆活動も行っており、毎日充実した忙しさです。

 だがしかし。会社員としての仕事が終わってからライターや劇団雌猫の現場に移動する日がほとんどで、カバンのなかも常にパンパンに……。周囲から「なんでそんなにモノ入れてるの!?」とおびえられます。

 正直自分でも、カバンの中に何が入っているかよく分からず暮らしているというアラサー女にあるまじき状態で、「そんなものを人様に見せていいのか?」「この年齢の女のカバンに入っているはずのもの、私のほうが知りたいくらいだよ」と心配になったのですが、恐る恐る全ての中身を出してみました。

かばんの中身一覧

ひらりささんのかばんの中身

 ……出してみましたが、明らかに「今日持ち歩かなくてええやろ!」というものがたくさん入っていてやばい。

 例えばスマホのポータブル充電器は、万全を期して持ち歩いているわけではなく、「ある夜トークイベントに向かわないといけないのにTwitterのやりすぎで志半ばで充電が切れてしまい、場所が分からず、やむをえずファミマで買ったものを、そのまま入れっぱなしにしている(当然すでに電池も切れている)」だけなので、めちゃくちゃやばい。

 その他、1週間以上前に行った舞台のパンフレットも一切持ち歩く必要がない。感動した勢いで購入して帰りの電車で読み終えたものを入れっぱなしにしているが、別に読み返していない。英語学習用のルーズリーフも木曜に通ってる英語講座のためのものなので、毎日持ち歩く必要がみじんもない。今、無駄なものをカバンから出しました。

ノートPC(MacBook Air)

毎日持ち歩いているノートPC

 カバンの重さの最大の原因。会社支給のものと個人のもの、毎日かならずどちらかは持ち歩いています。お仕事しているメディアさんなどからいただいたステッカーをペタペタと貼り、自分の所属を隠匿しています。劇団雌猫で連載させていただいている「Zing!」さんの看板娘・ジングちゃんのステッカーがいちばんのお気に入りです。

スマートフォン(iPhone 8)

スマホケースは「やさしいうさぎ」シリーズ

 これがないと死ぬ。ブログの写真を撮るのにも、取材の音声を録るのも、移動中にTwitterを見るのも、移動中にメールを打つのも、移動中にKindleでマンガ読むのも、気が向いたときに英単語の勉強するのも、全部がiPhone1つで済んでいる。神。イラストレーター「ざきよしちゃん」さんの「やさしいうさぎ」ちゃんシリーズのスマホケースを愛用しているのですが、春に見に行った「ミュージカル 少女革命ウテナ」のスマホリングをONした結果、最悪のマリアージュになっています。

コスメポーチ

最近コスメオタクにジョブチェンジしたため、ポーチが巨大に

 2〜3年前までは、コスメの類は一切持ち歩いておらず、「お直し」という概念もよく理解できていなかったのですが(自分の顔に差異が出るほどのメイクを施していなかったため)、コスメを収集アイテムとして見出した結果、にわかコスメオタクにジョブチェンジし、でかいポーチを持ち歩くにいたりました。

 マイメロディがアイスクリームにINしている奇天烈デザインのこのポーチは、劇団雌猫メンバーのもぐもぐさんが「ひらりささんと同種の狂気だと思う」と言ってプレゼントしてくれたもの。狂気かわいい!

 最近は、小学生時代に『フルーツバスケット』の草摩夾くんにはまっていたとき以来のオレンジブームがきており、Diorの「サンククルール 597 ヒートアップ」、CHANELの「ルージュココ #414 サリドレ」、セルヴォークの「ディグニファイド リップス 23シアーサンド」など大量のオレンジコスメを持ち歩いています。

名刺入れ2つ

チョコレートデザインの名刺入れ2つを愛用

 チョコレートやワッフルなど「お菓子」をモチーフにした革小物をつくられている「T.rooms(ティー・ルームス)」さんというブランドが大好きで、名刺入れや定期券入れなど、こちらのチョコレートデザインのものを愛用しています。人へのプレゼントにもおすすめ。茶色いほうに会社名刺、ミント色のほうに個人名刺を入れているので、2つになってます。

劇団雌猫の同人誌

同人誌「悪友」

 これまでに4号発行している同人誌「悪友」。毎回テーマを変え、一般女性たちから「ここでしか聞けない話」を寄稿してもらっています。「同人誌を持ち歩く必要あるの!?」と思われるかもしれませんが……これがめっちゃある。というのも、ライターや劇団雌猫としての活動を説明するときに、実物を見せるのがもっとも効果的なんです。商業書籍版の『浪費図鑑』ともども、引き続き好評販売中です。

見つかって本当によかったFURLAのカバン

 FURLAのA4サイズのバッグ。マチが大きくてぱっくり開くので、モノをバンバン入れやすいという良さと、余計なものを入れっぱなしにしやすいという悪さがある。サンフランシスコに出張に行った際にアウトレットで購入したので、150ドルという驚異的な価格で手に入れることができた。持ち手に結んでいる「manipuri」のスカーフとの組み合わせがめちゃお気に入り。

 ……となんだかオシャレ野郎ぶってみましたが、正直に言うと、ここ数年は「適度にモノが入って、デザインが気に入って、使い倒しても問題ない価格帯で、周囲ともかぶらない仕事用カバン」がまったく見つからず、「気に入らないものを使い続ける苦痛を考えたら、もはやカバンを買いたくない!」と思って、ハンドバッグ+でかい紙袋or布トートバッグという、社会人としてやばすぎる装備で出勤していました。見つかって本当によかった。

 気にいったカバンで出勤できているものの、大きいカバンにモノがパンパンというのは、俗世間のさまざまなしがらみにとらわれている証のような気がしており、もっと荷物を減らしたい今日このごろです。2次元のキャラクターでも「海外旅行に行く時ですら手ぶらで来そうな、生活感のない男」が好きなんだけどな……どうしてか自分の荷物は増えていくんだよな……。いっそ4次元ポケットを手に入れる方法を知りたいです。

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