ダンボールだけで作られた、ハイクオリティーなトランスフォーマーの動画がYouTubeに投稿され、ネットユーザーの注目を集めています。ダンボールなのに本当に“変形（トランスフォーム）”する……だと!?

あの人気ロボをダンボールで再現

　話題の動画は、これまでにもダンボールを使った数々のDIY工作にチャレンジしているHamster & Toy【DIY Japan】さん。今回制作期間に1カ月を費やし手掛けたのは、アニメやハリウッドの実写映画でおなじみ「トランスフォーマー」シリーズに登場するトレーラー型ロボット、オプティマスプライム（日本版アニメでの名前はコンボイ）。あんなに複雑な構造のロボット、本当にダンボールだけで作れるの？　

工具とマット、ダンボールをそなえて制作開始！

　均等に切りそろえたダンボールの上にパーツを書き、それをハサミやカッターで切り抜き。その後接着剤を使ってプラモのように組み合わせて、ヘッドパーツやボディーパーツを作っていきます。どういう風にパーツを構成していくかのアイデアが素人にはなかなか思い付かないし、設計図を考えるのがすごく大変なんですよね。吹けば飛ぶような小さいダンボールのかけらが組み合わされていき、いつのまにかトレーラーのボディーやホイールになっていく過程はまさしく職人技です。

型通りにチョキチョキ

司令官のヘッドが完成

パーツを1つ1つ組み合わせていきます。

　そうしてたくさんのダンボールが合体し、巨大なトレーラーが完成。ホイールが駆動するようになっているだけでなく、ファンにはたまらないトランスフォームも完璧。自然な動きでロボット形態へと変形可能で、われわれが普段何げなく使っているダンボールが素材だなんて到底思えない精巧さです。

この迫力！

走ることだってできます

サイバトロン戦士、トランスフォーム！

ギギガゴ（変形）

完全変形！

　まさにトランスフォーマーを象徴するキーワード“More than meets the eyes（見た目からは計り知れない）”のごとく、DIYの超パワーを秘めたこのダンボールコンボイに国内外の視聴者も大興奮。「すばらしい！」「ダンボールの可能性は無限大ですね」といったコメントが見られました。

（エンジン）