産労総合研究所は、2018年度(平成30年度)新入社員のタイプを「SNSを駆使するチームパシュートタイプ」として発表しました。少人数の仲間同士でのSNSを駆使した情報収集や、内定・就職終了に向けてスピーディーに活動した様子が、先の平昌オリンピックで金メダルを獲得した女子パシュートチームの戦略と共通していたようです。
ちなみにポケモンGOにちなんだ「キャラクター捕獲ゲーム型」や「ドローン型」、「消せるボールペン型」など毎年ユニークなタイプを発表していた公益社団法人日本生産性本部は2017年度をもって発表を終了しています(参考記事)。今回は別団体からの発表となりました。
なお産労総合研究所は、そんな2018年度新入社員の育成ポイントなども発表。過労死問題やパワハラ問題から、会社や上の世代への不信感をぬぐえず、就活や仕事に前向きになれない傾向としてくすぶっているとのこと。依然続く売り手市場では新入社員の本音が顕在化すると言われており、「入社後は、定着へ向けて、個々の資質を見きわめた丁寧な育成が必要となる」と話しています。
産労総合研究所は人事労務・医療介護経営分野における出版を中心に、同分野での調査研究・提言を行う民間シンクタンク。採用担当者向けの情報を集めたポータルサイト「新入社員情報局」を運営しています。
(ひーこ)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.