Twitterは2月21日、ヘルプセンターの自殺や自傷行為に関する記述を更新しました。Twitterルールで禁止されている自殺や自傷の助長はどういったものなのか、そのような行為の報告にTwitterがどのように対応するかを明確化しています。
自傷行為の助長または推奨の例としては「カッティングなど、自分自身を傷つける行為を助長または推奨する」「過食症、拒食症、接触行動に重大な混乱を引き起こす深刻な病気など、摂食障害を助長または推奨する」「自殺の方法を教えたり、集団自殺や自殺ゲームに参加したりするなど、自らの命を絶つ行為を助長または推奨する」が挙げられています。
自傷行為の助長や推奨を禁止するルールに初めて違反したときは、違反と見なされたツイートの削除が要請されるか、アカウントが一時的にロックされてツイートできなくなるか、またはその両方の措置が実施されるといいます。繰り返し違反した場合や、自傷行為や自殺の助長または推奨のみを行っているアカウントは凍結される可能性があるとしています。
またTwitterは自傷行為や自殺願望の報告を受けると、信ぴょう性を確認した後、対象となった利用者に連絡を取り、心配している人がいることを伝え、利用可能な相談先などのリソースを共有して、助けを求めるよう勧めるとしています。
同社は2017年の座間の事件を受けて対応を進めており、1月には自殺に関する検索結果にNPOの連絡先を表示しています。
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