アーケードゲームのユーザー認証用ICカードの仕様統一について、バンダイナムコエンターテインメント、コナミアミューズメント、セガ・インタラクティブの3社が合意したことを発表しました。2018年夏ごろを目標に、各社の対応ゲームやIDサービスを1枚の「アミューズメントICカード」で利用できるようにするとのことです。
ICカードは、アーケードゲームのプレイヤーが成績などをIDサービスに記録できるもの。例えばカードを利用して「太鼓の達人」をプレイすると、取得した段位やどんちゃんの着せ替えアイテムなどを記録し、継続的に遊ぶことができます。これまではバナパスポート(バンダイナムコ)・e-AMUSEMENT PASS(コナミ)・Aime(セガ)を、各社が独自の仕様で展開していました。
このうちバナパスポートとAimeは現時点でも相互利用が可能ですが、統一後はe-AMUSEMENT PASS対応機も含め1枚のカードで対応可能に。現在のカードが使えなくなるのか、新規にアミューズメントICカードを作ってデータを移行する必要があるのかといった詳細は未発表なので、今後の進展が待たれます。
(沓澤真二)
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