厚紙で作られた「おもちゃの拳銃」が、想像する“紙工作”の域を超えた完成度とかっこよさです。びっくりするほどガチだった……!
まずその見た目だけでも興奮できるほど、実際の銃をアレンジして再現したようなクオリティーの高い外観に驚かされます。紙だと感じるのは全体の色が白い点くらいで、大きさや立体感はもちろん、グリップのネジや照門などの細かい部分まで表現するこだわりよう。
さらにグリップ横のボタンを押すと、実際にマガジンが中から出てくる様子が……!
当たり前のようにその“厚紙拳銃”からマガジンを取り出すと、そこに木製の弾を込めて再び中に入れ、今度は銃のスライドを引いては戻すアクションを披露。そして置かれた空き缶に狙いを定めて引き金を引くと、すごい速さで弾が発射(!)。見事3発すべて命中させ、机の上から残らず空き缶を落とすことに成功しています。性能を含めた完成度の高さに感動する……。
制作したのは、以前に人型フィギュアの「立体切り絵」(関連記事)を公開して話題になった晴季(@02ESyRaez4VhR2l)さん。「童心にかえって厚紙工作!」というツイートとともに投稿していますが、その技術力はもはやプロの犯行。また制作途中の内部構造も動画で公開していますが、輪ゴムを弾の発射に使用しているのを確認するも、計算された見事な作りにあらためて「おぉ……」と声が出るばかりで、よしさっそく作ろう! とはならない構造となっています。
ちなみに同拳銃は、ほぼすべて工作用紙で作られていて、「動作的に負荷がかかるところには瞬間接着剤を染み込ませてガチガチに固めています」とのことでした。そのアイデアもまた素晴らしい。
前回と同じくその男心をくすぐる作品にTwitterでは「めちゃくちゃかっこいい!」「作ってみたい」という声や、「神工作」「才能の無駄使い」など、その驚きの作り込みに国内外から称賛の声が多く寄せられています。
画像提供:晴季(@02ESyRaez4VhR2l)さん
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.