バンダイが1月5日〜8日に実施した「小中学生のお年玉に関する意識調査」で、2018年に小中学生がもらったお年玉の平均額が2万4424円と分かりました。ちなみに、小学生全体の平均では2万1382円、中学生全体では3万507円。
調査対象は小学1年生〜中学3年生の子どもを持つ親900人(親子で回答できる人)。金額は前年の調査よりも微減しているとのことです。また、「もらったお年玉の封数」は平均で5封。「お年玉をもらった相手」は約9割が祖父母で、おじ・おばと父母がそれぞれ約6割という結果になりました。
お年玉の使い道は「貯金」が37.7%で、2年連続1位に。2位は「ゲーム機・ゲームソフト」(27.7%)、3位はそれ以外の「おもちゃやカードゲーム」(21.8%)が続きます。男女別に見ると、男子はゲーム、女子は貯金が1位となっている点は興味深いところ。
なお、もらったお年玉のうち自由に使える金額について、全額使えると答えた子どもは35.2%。43.6%は「半額未満」で、「0円」との回答も13%ありました。子どものお金の管理については家庭ごとに方針が異なりますが、厳しめの親が多いのかもしれません。
なお、「お正月に楽しかった・うれしかったこと」では、「お年玉をもらった」が56.9%で1位に。「好きなものを買えるから」「おこづかいが増えてうれしい」などの声があがっており、現金な話に聞こえますが正直な回答とも言えます。なお、ランクインした内容の選択理由には「家族・親族」「友だち」といった言葉が多く、「みんなで集まって楽しく過ごす」ことを喜びとする傾向があるとのことです。
(沓澤真二)
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