クリエイターのキューライス(@Qrais_Usagi)さんがTwitterで公開した、12コマ漫画「チャー子とてるてる坊主」が話題に。てるてる坊主が空を晴らすため奮闘する姿に、「せつない」「涙なしには読めない」の声が寄せられています。
ピクニックに行く前夜に大雨が降り、主人公のチャー子は浮かない様子。ティッシュでてるてる坊主を作り、雨が止むのを願います。するとてるてる坊主は夜空に飛び立ち、役所に「明日は天気にしたい」と申請。そういうシステムだったの?
書類はそう簡単に受理してはもらえず、天気課から天候局、降雨局へとたらい回しにされるてるてる坊主。それでもがんばって何度も書類を提出したおかげで、次の朝はいいお天気になりました。しかし、大雨の中を駆けずり回ったてるてる坊主は、ぬれてくしゃくしゃになってしまうのでした。これは確かにせつねえ……。
同作は、キューライスさんが2015年から自身のブログ「キューライス記」で公開している、「チャー子」シリーズの1つ。「世界一残念なおちゃっぴー(※)」がコンセプトのチャー子が、自由奔放にふるまう様を描いています。ときにはワガママで暴力的な彼女と、奇妙な仲間たちが織りなす独特の世界観がクセになりそうです。
(沓澤真二)
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