漫画家のさわぐちけいすけ(@tricolorebicol1)さんがTwitterで公開した、「やる気」にまつわる漫画が注目を集めています。失恋に落ち込む大学生の相談に乗るうちに、「やる気の出し方」が生まれたという出来事が描かれています。
相談を持ちかけてきた学生は、失恋の寂しさや後悔を引きずり、何をするにもやる気が出ず、大学の授業もサボりがちに。これに対しさわぐちさんは、「失恋は何をきっかけに立ち直れるか分からないけど」と前置きしたうえで、「大学は『定額学び放題』的な場所でしょ?」と説きます。
そして学業やサークル活動など、貴重な時間とかけたお金を何に費やすか吟味したら気が紛れるかもと提案。それでも「つらくてやる気が……」と気乗りしない学生に、「究極のやる気の出し方」という魅力的なワードを切り出します。それを教える前にと、「面倒くさいけど役立ちそう」「朝早めに始まる」「役に立たないけど受けたい」に当てはまる授業を履修するよう条件を出すのでした。
実はさわぐちさん、「究極のやる気の出し方」などというものは考えておらず、単なるハッタリでした。しかし、学生は言われるがままに授業を受け、忙しく過ごすうちにやる気が出たのだそうです。結果オーライではありますが、何事も始めさえしてしまえば、やる気は自然と出てくるものですよね。
結びの言葉「やる気が出るのはやり始めてから」に納得する声は多く、ネットには「今の自分に当てはまる」「最初の1歩が大事だよね」など、賛同する声が寄せられています。
(沓澤真二)
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