オネエタレントのゆしんさんが12月24日にブログを更新し、12月23日放送のバラエティー番組「有吉反省会」(日本テレビ系)で二重まぶたの整形をカミングアウトしたことについて思いをつづりました。
一切整形していないのに“女の子にしか見えない”オネエとしてブレイクし、バラエティー番組などで活躍するゆしんさん。奥二重のせいで「にらんでる」「不機嫌そう」「気持ちがない」と言われ続けてきたそうで、印象を変えたくて10年前に二重整形をしました。「私自身二重整形をして周りからの印象もだいぶ変わり今ではやって良かったと思っています!」というゆしんさんですが、これまでは勇気が出ずにカミングアウトはできずにいました。
「何にもしてないのにどうやったら可愛くなるんですか?」と聞かれる度に、モヤモヤを抱えていたというゆしんさん。過去に自身がLGBTだとカミングアウトしたことで景色が180度変わった経験から、タレントとして“伝える立場の人”になりたいと思うからこそ、うそはついていたくないとカミングアウトを決心したそうです。自分らしく生きることで自分を好きになれるとし、「やっと今回有吉反省会で自分の根っこにあった最後のモヤモヤをカミングアウトできてホッとしています」と胸中を明かしています。
ゆしんさんは、LGBTであることを誰にも言えず「それで本当に自分は幸せなのかな?」と悩んでいたころ、テレビで活躍するはるな愛さんを見て勇気をもらったといいます。今後は気持ちを新たに、2009年にはるなさんが優勝したニューハーフのビューティーコンテスト世界大会「ミス・インターナショナル・クイーン」に挑戦することを報告しており、性転換手術や女性ホルモンもしていないありのままの男の体で、「“自分らしく生きてる人こそが美しい"という事を世界を通して伝えたい!」と決意表明しています。
(幻夜軌跡)
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