小田急電鉄の新宿駅西口地下改札内トイレのリニューアルで設置された、大型荷物を一時的に保管する装置「Baggageport(バゲッジポート)」が便利そうだとTwitterなどで注目を集めています。
シブタニが開発した「バゲッジポート」は、2017年に発売した新しい大型荷物一時保管装置で、SuicaなどのICカードを使ってロック・解除ができるシステムとなっています。今回はリニューアルされたトイレの広場内に設置され、無料で一時的にキャリーバッグ等を預けることが可能です。
使い方は、預ける時はチェーンを装置から抜き取って荷物の取っ手などに通して戻したら、操作ボタンを押してICカードをかざして終了。取り外す時は、操作ボタンを押してICカードをかざせば、あとはチェーンを荷物から外して元に戻すだけです。
なお、ロックに使ったICカードの紛失や停電・故障等の場合には、マスターカードやマスターキーでの解除が可能。また対応可能なカード方式は日本で多く使われている「FeliCa」に加え、世界で広く採用されている「MIFARE(マイフェア)」にも対応しています。
Twitterでは「すごい」「これは便利そう」「ありがたい」といった声が多く上がり、「空港にも導入してほしい」「他の線や地方にもあるとうれしい」と、他の場所でも取り入れてほしいといった声が。一方でバッグ・かばん自体に鍵をするものではないため、中身だけを盗まれたりしないよう、荷物のロックに注意をする必要があるといった声もあがるなど話題になっています。
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