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「銀行」という名前が初めて使われたのは、明治5年(1872年)に制定された「国立銀行条例」でのこと。Bankを翻訳するにあたり、お金(金銀)を扱う店(中国語で「行」)を意味する単語ということで、「金行」と「銀行」の2案が有力となりました。
結局「銀行」が採用されたのには諸説ありますが、日本銀行の公式サイトでは「語呂が良いから」などの理由が紹介されています。「金行」の提案者は第一国立銀行や東京証券取引所の設立に携わった渋沢栄一、「銀行」の提案者は三井財閥の中興の祖とされる三野村利左衛門とも言われています。
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