ヤフーは11月27日、2017年に前年と比べて検索数がもっとも急上昇した人物や作品などを表彰するアワード「Yahoo!検索大賞2017」から、先行して「流行語部門賞」「スペシャル部門賞」を発表しました。
検索急上昇の度合いは、2017年(1月1日〜11月1日)一日あたりの平均検索回数から、 2016年一日あたりの平均検索回数を引いて算出。“流行語部門賞”は森友学園問題でメディアが多く取り上げた「忖度(そんたく)」に、ある分野で活躍が目覚ましい10代男女を対象にした“スペシャル部門賞”は、プロ棋士の「藤井聡太」さんと女優の「永野芽郁」さんに決定しました。
藤井聡太さんの検索急上昇の背景についてヤフーは、2016年12月に14歳2カ月という史上最年少の若さでプロ棋士デビューを果たし、2017年7月には歴代最多の29連勝を記録した点を説明。永野芽郁さんについては、ドラマ「僕たちがやりました」への出演で注目が集まり、劇中のポーズが「永野芽郁ポーズ」としてSNSで話題になった点を指摘しています。
先行発表会には2016年に「PPAP」で流行語部門賞を受賞したピコ太郎さんがゲストとして登壇。2017年の受賞ワード「忖度」について「確かによく聞いたし、みんな意味を調べたワードですよね。私が忖度したのは、安倍首相とトランプ大統領の晩餐会で、PPAPを歌うのを控えたことですかね」とコメントしました。本発表会は12月6日に開催されます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.