セブン-イレブン・ジャパンは11月21日から、全国主要エリアの店舗において自転車シェアリングサービスを順次展開していきます。21日から埼玉県さいたま市で設置を開始し、2018年度中には1000店舗で設置する予定です。
利用するのは、ソフトバンクグループのOpenStreetとソフトバンクが共同運営する自転車シェアリングシステム「HELLO CYCLING」。現在関東エリアを中心にHELLO CYCLING専用の自転車を借用・返却できる駐輪場「ステーション」が設置されており、今後セブン-イレブン店舗にも展開されていきます。利用者はスマホやPCから「ステーション」を検索し、利用登録をすることで自転車の予約、決済まで一連の手続きを行うことが可能です。
利用料金は自転車ごとに異なり、15分ごとに数十円〜数百円加算され、1日の上限金額に達するとそれ以上かからないシステム。例えば「エコモビ」が提供する電動アシスト自転車は、15分40円、1日上限800円で設定されています(期間限定の実験価格)。初期・月額費用は無料で、全車両の利用料金に万が一の補償の料金が含まれています。
HELLO CYCLINGの自転車にはGPS機能を搭載した鍵「スマートロック」が取り付けられています。セブン・イレブンでは今後「スマートロック」で収集される自転車の位置情報を活用し、自転車の借用・返却時に店舗で利用できるクーポンを配信するなど、マーケティング施策も検討していきます。
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