10月9日開催のゲームイベント「UBIDAY2017」にて、18歳以上を対象としたアクションゲーム「フォーオナー」の大会に15歳の選手が出場し優勝した件で、大会を運営するJCGが謝罪しました。
JCGは10日、年齢制限に関する規約を設けていなかったことで参加者、視聴者、関係各所に迷惑をかけてしまったとして謝罪。今後適応される参加条件として「大会開催日時点において満18歳以上であること」を規約に追記しました。
この件について「UBIDAY2017」を主催するユービーアイソフトに取材したところ、「今後、このような事がないよう、参加年齢の規定と確認を徹底いたします」とコメント。優勝者に対しては「今回の件は弊社側のミスによるものですので、優勝や優勝賞金の取り消しは行いません」とのことでした。なお優勝者以外に18歳未満の参加者はいなかったとのこと。
また、本件について家庭用ゲームのレーティング機関であるCEROに取材したところ、「JCGの謝罪については把握しており、今後アクションを取る必要の有無については検討中」とコメント。また、「CEROはあくまでレーティング機関であり、ゲームの流通や広告等における自主規制についてはCESAなどの業界団体が担当している」とも説明しました。
CESAにも取材を行ったところ「JCGの謝罪は把握しているものの、現在のところはUBIからの報告待ちのため、今後の対応については未定」とのことでした。
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