たまに見かけるネット用語を、勝手に知ったかぶりで解説する「ねっと用語知ったかぶり」。今回は「草」をご紹介します。
草とは、ネット上のスラングで笑いを表す「w」のことです。「w」はもともと、(笑)=waraiを縮めたものですが、これをたくさん並べると見た目がまるで草のように見えるため、転じて「笑=w=草」と言われるようになりました。一度英語になって、帰ってきたと思ったら別の漢字になってるの草。少し前、外国人が英語で「草」の意味を解説するツイートが話題になったりもしましたね(Togetter)。
草から派生した単語で他に「芝」「草生える」「大草原」「草不可避」などもあります。「芝」は草とほぼ同じ意味、「草生える」は笑ってしまうことを指します。「大草原」は見たままで、草がたくさん生えている状態、つまり爆笑していることを表す言葉。「草不可避」は笑いを避けることができない=「爆笑必至」という意味になります。2つを合わせて「大草原不可避」などと言ったりもします。
ちなみに、2ちゃんねるなどでは「ww」「www」など、wは複数個重ねて使うことが多く、また「w」は全角が標準と言われています。そのため、w1個だけで使うことを「単芝」、半角のwは「半芝」と呼ぶことも。古くからのネットユーザーの中には単芝や半芝を嫌う人もいるので注意が必要です。
例1:ちょwwwww それマジ草。
例2:面白すぎる。草不可避でしょ。
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