女優の有村架純さんがヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「ひよっこ」が9月30日に最終回を迎え、同日のYahoo!リアルタイム検索ではドラマに関連した語句が上位に来るなど多くの反響が集まっています。
同ドラマは、1964年の昭和中期を舞台に、集団就職で上京したみね子の成長物語。連続テレビ小説3作目となる岡田惠和さんの脚本は、実話を元にした従来のパターンではない完全オリジナルのストーリーで、日常生活の悲しみとそれを乗り越え幸せをつかんでいくみね子の姿が描かれました。
最終回では、みね子と父が約束した「いつか家族みんなですずふり亭に食べに行く」という言葉通り、再会した父も含め家族全員ですずふり亭に。そこで、みね子の恋人の前田秀俊が、みね子の父に結婚を認められるハッピーエンドとなりました。また、これまで冒頭に流されていたキャストクレジットが最後に流れ、作中の展開に合わせ有村さんの役名の表記が変わっていました。
放送終了後ネット上には、みね子の叔父である小祝宗男のせりふ「悲しい出来事に幸せな出会いが勝ったんだよ」をはじめ、登場人物たちの前向きな言葉をあらためてかみしめる声や、悲しみを乗り越えて幸せをつかんだみね子の姿に「何かを成し遂げなくても、そんな普通の喜びの一つ一つの総体が、幸福」など、良作を堪能した声が数多く上がっています。
なお、ヒロインのみね子を演じた有村さんは同日朝、Instagramで視聴者にメッセージを投稿、ドラマ公式Instagramではオフショットが公開されています。
(幻夜軌跡)
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