カリフォルニア州ロサンゼルスで活動する動物保護団体「Hope For Paws」が、傷ついた犬の救助の様子を動画で公開しています。
あるお宅のお庭に迷い込み倒れてしまったワンちゃんの救助依頼が「Hope For Paws」に入りました。急いで救助に向かう職員さんたち。到着したお庭でマットに寝そべっているワンちゃんを発見。反応はあるものの苦しんでいる様子がうかがえます。
首輪をかけるのを嫌がるそぶりを見せるも、弱っていてあまり動けないワンちゃんはよけられません。歯をむき出しにしてうなり、苦しみを伝えているようです。
職員さんたちは大きなマットで担架を作ると、ワンちゃんを保護して車に乗せ、検査のため病院に向かいました。ワンちゃんは自分が助けてもらえると分かっているようで大人しくしています。
病院での検査の結果、肩にかまれた傷があり、膿(うみ)がたまって重度の感染症にかかっていることが判明。医師たちによる手術でたくさんの膿を取り除きました。
右の肩から前足にかけてギプスをつけ、回復までには時間のかかったワンちゃんですが、彼は頑張り屋でした。そして職員さんたちの愛情を受けて過ごしていました。包帯を巻いていても、ソファに飛び乗って飛び跳ねたり、職員さんに甘えたり、遊び心のある犬に変わっていきます。
その後、元気になったワンちゃんは幸運にも新しい家族の元へ引き取られました。新しい家族と幸せに暮らすワンちゃん。もう1匹の飼い犬さんとじゃれている姿もとっても楽しそう!
これからもずっと、家族と仲良く、幸せに暮らしてね!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.