8月11日、富士急ハイランドの潜入攻略アトラクション「絶望要塞2」において、初の完全攻略者が誕生した。完全攻略率0.0001%のアトラクションは2015年7月にリニューアルされてから約2年にわたり挑戦者をしりぞけ続けたが、53万8843人目にして完全攻略された。
「絶望要塞2」は、数々のトラップをかいくぐりながら各ステージをクリアしていくミッションクリア型のアトラクション。監視カメラやレーザー光線の設置、自律走行型警備ロボットの監視を潜り抜けていく。
完全攻略したのは磯田隼さんと小澤夏輝さん。「絶望要塞2」を通じて知り合い、脱出を目指して共に行動することになったメンバー同士で、これまでも幾度となく完全攻略目指して挑戦してきた。小澤さんはこれまでに週1回はかかさず通い続け、2000回以上もの挑戦を重ねてきたという。
完全攻略したチームには、証として最終ステージで使用した“鍵”が贈られた。この鍵は全部で30本あり、今回の脱出により残りは29本となった。今回の完全攻略を記念して「絶望要塞2」を待たずに挑戦できる絶叫優先券3枚に攻略のヒントが付いた特別チケットが9月18日まで販売される。
ちなみにリニューアル前の「絶望要塞」では120万人が挑戦し、約3年の期間で成功者は2組だけだった。
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