日本郵便は、フリーマーケットサイトやオークションサイトなどECサイトと連携する新サービス「e発送サービス」を6月20日から提供すると発表しました。これにより、コンビニでの送り状発行や、郵便局での荷物受け取りが可能になります。
導入予定サイトはメルカリ、モバオク、ヤフオク!(ヤフー)、ラクマ(楽天)、フリル(Fablic)の5サイト。このサービスは、ゆうパック、ゆうパケットが対象商品で、ゆうプリタッチ設置郵便局(全国約1000局)とLoppi設置のローソン(約1万2300店舗)で送り状の発行・差出が可能になります。なお、料金は各ECサイト側が一部配送料金を負担した独自の料金設定となり、決済は各サイト上で完結するとのこと。
また、オプションサービスとしてお互いに住所氏名を知らせずに配送できる匿名配送と、コンビニ・郵便局・特定の宅配ロッカーなどでの拠点受け取りが設けられています。
これに伴い、メルカリでは新たな配送サービスとして「ゆうゆうメルカリ便」を6月20日に提供開始。メルカリで最安となる全国一律175円での発送が可能になり、郵便局・コンビニでの受け取りが初めてできるようになります。
これにより、個人間での商品売買に関わる手間が簡略化され、再配達による配送業者の負担軽減にもつながるとみられます。
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