アメリカ版“スーパー戦隊シリーズ”のリブート映画「パワーレンジャー」(7月15日から公開)の吹替版追加キャストとして、杉田智和さん、水樹奈々さんらの参戦が明らかになりました。
日本の“スーパー戦隊”をルーツに持つパワーレンジャーは、1993年のテレビドラマ放映開始以来全米で人気を博しているシリーズ。今作は、シリーズ第1作「マイティ・モーフィン パワーレンジャー」をリブートしたもので、小さな町に暮らすジェイソン、キンバリー、ビリー、トリニー、ザックら5人の高校生が不思議なコインに選ばれた正義の戦士・パワーレンジャーとなって戦う物語が描かれます。
今回発表された吹き替え版のキャストは4人。ビリー(ブルーレンジャー)を杉田智和さん、トリニー(イエローレンジャー)を水樹奈々さん、ザック(ブラックレンジャー)を鈴木達央さん、そして、パワーレンジャーの前に立ちはだかる悪の戦士リタ・レパルサを沢城みゆきさんが吹き替えます。なお、ジェイソン(レッドレンジャー)は勝地涼さん、キンバリー(ピンクレンジャー)は広瀬アリスさんが吹き替えることが発表済みです。
「女性がヒーローを演じる機会は少ないので本当にうれしくて、全力で収録に臨みました!」と水樹さん。一方、「恐竜戦隊ジュウレンジャー」で曽我町子さんが演じた魔女バンドーラがベースとなった悪の戦士リタ・レパルサ役の沢城さんは、「曽我町子さんが演じていらっしゃった姿が子ども心に強烈に印象に残った」と曽我さんに敬意を払いつつ、「思い出には一生追いつけないような気もしますが、今の自分の全力で5人をやっつけにかかりました」とコメントしています。
なお、同作の吹替キャストとしては、先代レッドレンジャーで魂だけの存在となったパワーレンジャーの導き手・ゾードン役で古田新太さん、パワーレンジャーをサポートするおしゃべりロボット・アルファ5役で山里亮太さん(南海キャンディーズ)も出演しています。
(田下愛)
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