7月1日に日本で公開される英国のホラー映画「ディストピア パンドラの少女」に、廃虚マニアをうならせる光景が広がっていました。
静かに朽ちつつある建築物を高く生い茂った木々が包み込む街並みは、文明が荒廃した近未来のロンドンとして登場。一見CGのようですが、実は、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故で無人化し、現在は廃墟と化した街・プリピャチをドローンで撮影したもの。ある種幻想的な風景に思わず目を奪われます。
ドラマ「シャーロック」シーズン3エピソード2の「三の兆候」を手掛けたコルム・マッカーシーが監督を務める同作は、いわゆるゾンビ映画に分類されますが、SFスリラーとして批評家の評価は高く、さまざまな視点から楽しめそうです。
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