ソニー生命が「中高生が思い描く将来についての意識調査」を発表しました。調査対象は全国の中高生1000人(中学生200人、高校生800人、男女比半々)。彼らが希望する将来のイメージがさまざまなデータで示されています。
「将来の夢」については、「安定した毎日を送る」「好きなことを仕事にする」「温かい家庭を築く」が中高生ともに上位を占めました。「お金持ちになる」は6位で、大成功を収めるよりも、安定した無理のない暮らしを望んでいるようです。
「将来なりたい職業」は、男子では中高生ともに「ITエンジニア・プログラマー」が1位に。女子の場合は中学生が「歌手・俳優・声優などの芸能人」、高校生が「公務員」が人気です。こうした調査で近年注目を集める「YouTuberなどの動画投稿者」は、男子中学生で3位、女子中学生で10位と人気。ただし高校生の回答では男子で10位、女子ではトップ10外となっており、大変な職業であることが成長につれて理解されているととれます。
「意見交換・話し合い」「かなえる方法を調べる」「するべきことを考える」といった、将来への準備に関する設問では、いずれも70%以上が「ある」と回答。「『生活設計(ライフプラン)』を学んだことがある」も60%以上に上り、大多数が夢の実現に向けて現実的に動き始めているようです。
(沓澤真二)
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