「静岡県最後のコンビニです」と書かれたコンビニの看板がTwitterで話題です。筆者は静岡出身なのですが、まさか少し帰省しない間に静岡のコンビニが絶滅寸前になっていた……?
一連のツイートを投稿したのは、Twitterユーザーのけいあん(@kei_an)さん。最初の写真は2016年8月に撮影されたもので、「静岡にはもうこのコンビニしか残っていないのか……」とツイートしたところ、「なんてこった……」「もうここしかないのかよww」など大きな話題に。最後のコンビニが(ファミリーマートに統合された)サークルKというのがまた悲哀を誘います。
その後もけいあんさんは、ここを訪れるたびに写真を投稿。2017年3月には雨風の影響からか(看板が)倒壊寸前になっている様子を、2017年4月には(看板が)奇跡の立て直しに成功した様子をツイートしています。
ところでこのコンビニ、本当に文字通り「静岡県最後のコンビニ」なのでしょうか。けいあんさんによれば、この看板があるのは「サークルK 富士宮朝霧店」とのこと。ファミリーマート広報に問い合わせてみたところ、次のような回答をいただきました。
ファミリーマート広報:担当者に確認したところ、看板がいつからあるのかは不明ですが、少なくとも1年以上前には設置されていたとのことでした。「静岡県最後のコンビニ」というのは、もちろん「最後に残った1店」というわけではなくて、山梨県に向かう幹線道路沿いにあって、この先県内にはもう立ち寄れるコンビニがないため、このような表記をしているそうです。
――なるほど、(うすうす分かってはいましたが)「この先山梨県へ向かう道沿いでは最後」というのがこの看板の意味だったんですね。よかった、静岡県のコンビニはこれで最後じゃなかったんだ……!
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