NHKの大阪放送局にて放送された、料理とドラムを組み合わせた番組「どらむでクッキング」が斬新すぎます。これは攻めてる……!
料理の基礎をドラムのリズムで学んでいくといった内容の教養エンターテインメント番組で、出演者には料理講師だけでなく、歌手でドラマーのシシド・カフカさんとさらには「LUNASEA」の真矢さんまでもが登場。スタジオに設置されたドラムセットで2人が演奏しつつ料理が進行していく展開が、新しいというか騒がしいです。ドラムの主張すごい。
実際の内容としては「食材刻んでリズムも刻む」を合言葉に、“せん切りにぴったりのリズム”や“フライ返しがうまくいくビート”といった誰得なのか分からない情報を紹介。どうやら、音楽と料理それぞれのプロ同士による化学反応は強烈な劇薬となってしまったようです。というかこれ絶対意図的だろ……!
なお同企画は、関西地方向けに放送されている新感覚の開発番組「おもラボ」の第3弾として3月28日にNHK総合にて放送。公式サイトでは番組で紹介した料理のつくり方だけでなく、「シシドカフカさんのドラムセット」と「真矢さんのドラムセット」をバスドラムやスネアなどにわけて紹介しているので、ドラム料理マニア的な人がいたら参考にしてみるといいかもしれません。よくないかもしれません。
Twitterでは「斜め上すぎる」「挑戦的すぎ」とNHKの発想に驚く声や、実際に見た人からは「明らかにドラムが邪魔なのですが」「めっちゃドラム使ってなんてことないサラダができた」など、どういう気持ちで見たらいいのか戸惑う人たちの声が上がっていました。
(宮原れい)
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