マーケティングコンサルタントのBigmacは、宅配の再配達問題の解決に向け、個人宅配物の会社受取り奨励制度を開始。同業界の企業にも参加を呼びかけている。
同社は再配達の増加は、インターネット通販の売上拡大が大きな一因となっていることは明らかであり、「インターネットマーケティング企業は、顧客のインターネット通販の売上拡大を目指していく立場にあり、こういった課題に当事者意識をもって取り組むべきだと認識」しているとして同制度の採用を決めた。
再配達問題が起こる要因は、勤務中に自宅に荷物が配達されてしまうというケースが多数を占めるとして、会社での受け取りを推奨することにした。これにより、「再配達件数を押し下げる効果」と「受け取りの幅が増えたことで、ユーザーの通販サイトの利用活発化」が期待できるとしている。
同制度への協賛企業はBigmacのほか、アナグラム、ヴァンテージマネジメント、シンフィールド、THECOO、アクシス、カルテットコミュニケーションズ、AZ、Shift、アンダスの10社。
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