ワシ(およびタカ)の翼を持つ上半身、そしてライオンの下半身を持つとされる「グリフォン」。そんな伝説上の生物を現実世界に召喚してしまったツイートがTwitter上で話題になっています。
今にも動き出しそうなグリフォンを制作したのはTwitterユーザーのらみさん(@rami_taso)。羽もお腹もモフモフだ〜、と安易に触ったらつつかれてしまいそうな気高いクチバシに、眼光鋭い瞳。捕えたものを離さないであろう長い爪、先端が少しふっくらしたしっぽ、耳の羽角(羽毛の飾羽)に至るまで、全てにリアリティーがあります。
大きさはしっぽも含めて約40センチ程度だそうで、動物で例えるとウサギくらいのサイズ感とのこと。凛々しくて、しかもカワイイ! おうちに一羽ほしいよママーッ!
制作者のらみさん(@rami_taso)は、もともと動物の少しリアルな着ぐるみ(被り物)や羊毛フェルトや粘土細工を作るのが趣味で、それらから得た知識や技術を生かし、粘土や羊毛などいろいろな素材を組み合わせて今回のグリフォンを作り上げました。一目見て「いる!」と思わせる、この存在感。タカやミサゴなどの猛禽類を参考にして少しでもリアルに近づけるようにしたという努力のたまものです。
空想動物の中でも特にグリフォンが好きなのだそうで、「空想の生き物ですから実際にはいない訳でどうにかして自分の手で具現化させたかったんですかね」「今後はもっといろんな種類のグリフォンをつくってみたいですし、ほかにも幻獣や動物を作れたらいいなと思ってます」とコメントを寄せてくれました。
空想を現実に。なんでもない空間を非日常に。らみさんが丹精込めて召喚したグリフォンは私たちに夢を見る力の素晴らしさを教えてくれているような気がします。
ツイート・画像提供:@rami_tasoさん
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