美しい廃墟を探索したい人へ――Steamで配信されているアドベンチャーゲーム「Homesick」がTwitterで話題になっています。内容的にはシンプルな一人称の謎解きゲームなのですが、綺麗なグラフィックで描かれた舞台となる廃墟に「やばい好き」「やりたい」などの声が上がっています。歩き回るだけで楽しそう……!
同ゲームは2015年5月に「Lucky Pause」から発売されたインディーズゲーム。主人公を動かして廃墟内を探索し、拾ったアイテムなどから謎を解いて進んでいくといった内容です。BGMではピアノとチェロのみの癒されるような音楽が流れ、ゆったりと世界観を楽しむことができます。
ゲーム内では昼と夜(悪夢)があり、ベッドで寝ることで切り替わります。昼は窓から日が差す神秘的な廃墟の中をゆっくりと探索できますが、夜になると少しホラーチックな雰囲気になり、黒い闇に囲まれると寝る前まで戻されてしまいます。主人公は廃墟内の日が差している場所にはいけないので、夜の世界で進める必要も。
謎解きはシンプルですが、日本語に対応していないこともあり、人によっては一部のか所で難しく感じそうです。また同様の理由で、この世界で何が起こったのかなどのストーリー要素についても、手がかりとなる英語の文章が読めないと理解が難しいかもしれません。
とはいえSteam内では日本人からも高評価のレビューが多く、ボリュームが少ないという点に触れつつ「廃墟マニアにおすすめの作品」というコメントが多く寄せられています。価格は1480円(税込)。
公式のトレーラーもあるので、まずは見てみて、この世界を探索したくなったら買ってみるのがいいかもしれません。
(宮原れい)
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