SFアクション漫画・アニメの金字塔「攻殻機動隊」のハリウッド実写化作品「ゴースト・イン・ザ・シェル(原題:GHOST IN THE SHELL)」の新たなトレーラーが2月2日、パラマウント・ピクチャーズ(米国)のYouTubeアカウントで公開されました。30秒の動画で、これまでのトレーラーで公開されている場面とともに、今回初めて明らかになるシーンも含まれています。
16秒あたりで確認できる、バトーらがヘリコプターを背景にたたずむシーンでは、彼の向かって右にいる男性が片目にアイパッチのようなものをしているように見えます。攻殻機動隊でこの姿と言えば、主人公である少佐らとともに公安9課に所属する凄腕のスナイパー・サイトー! 現時点で実写映画での登場が明言されている9課のキャラクターは少佐、バトー、荒牧課長のみですので、これには胸が踊ります。
19秒あたりでは、シリーズおなじみの多脚戦車(タチコマ、フチコマなど)と思われる機体が登場します。22秒から26秒にかけては、スカーレット・ヨハンソンさん演じる少佐の顔面パーツが外されその下の筋組織があらわになってしまう、ややショッキングなシーン。それを行った男は、9課に対峙する敵・クゼであると考えることができます。クゼはテレビアニメ「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」に登場した重要キャラクターの名前ですが、今回の実写化ではどのような立ち位置で、どのような動きを見せるのかは明らかにされていません。
「ゴースト・イン・ザ・シェル」は米国で3月31日に、日本で4月7日に劇場公開されます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.