AKB48グループは1月21日、メンバーに株価を付けてそのトレンドを予想するアプリ「AiKaBu 公式アイドル株式市場(アイカブ)」を発表しました。Android版とiOS版を配信予定で、24日までAndroidのクローズドβ版のテスト参加者を募集しています。
アプリ内ではAKB48グループのメンバーに株価が付けられ、プレイヤーは株主となって各メンバーの株を仮想通貨「YL(エール)」で売買します。「アイドル証券取引所」ではメンバーの株価や値上がり率が日替わりでランキング表示。プレイヤーは株で手に入れた総資産(YL)を他プレイヤーと競うことも可能です。
推しメン(推したいメンバー)の株を多く持っていれば“株主総会”への参加できるほか、大株主になれば“株主優待”も受けられます。またAiKaBuでしか手に入らないレアアイテムやメンバーの画像も、アプリ内の「ダイヤ」や「シャメダス券」で入手できます。「YL」を現金で購入できるのかどうか、課金システムについてはまだ明かされていません。
公式サイトはAiKaBuを「選抜総選挙、じゃんけんに続く、新たなステージの誕生!」、PR動画でも「株価=ファンの熱い想い」と紹介しています。これまで選抜総選挙の投票券をCDとセットで販売し、「CD購入数=投票数=ファンの想い」としてアイドルとファンの新たな関係性を提示してきたAKB48グループですが、AiKaBuがどのようにファンに受け入れられるか注目が集まります。
クローズドβテストの参加者は抽選で1500人募集中。当選は26日に発表し、27日12時から2月1日まで実施する予定です。最新情報は公式Twitter(@AiKaBu48)で随時発表されます。
(黒木貴啓)
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