クリスマスに突然、なぜかシーチキン「1.7kg(1705g)」を1人で食べはじめた修羅がTwitterに現れ、話題になっています。ちなみにシーチキン1.7kgは約24人前、カロリーに換算すると5000キロカロリー以上になるそうです。なぜクリスマスはこうも人を狂わせるのか……。
「ひとりぼっちだし、お腹空きすぎてどうしようもないし、頭も変になりそうだから」という理由で突如凶行に及んだのは、ツナ缶が好きでツナ缶の薄い本も作っているという、ツナ缶研究家の“長井ずみ”さん(@nameriizumi)。「ひとりでたべてレビューするよ」という宣言ののち、「がんばるぞい」と早速フタを開け、もくもくとツナの海の中を食べ進んでいきます。開けた瞬間の画像だけでもう胸焼けしそう。
フォロワーからの「無茶しやがって」的リプライが次々と寄せられるなか、どんどんツナを食べていく長井さん。そしてスタートから1時間20分後、ついに最初の進捗画像が投稿されます。あっ、これ全然減ってないやつや……。さらに4時間後「おいしいめう」というカタコトの日本語とともにもう1枚の画像が投下されますが、やはり一向にツナは減っている気配がありません。ツナ缶1.7kg、やはり人類には早すぎたのでは……?
しかしその後も「ツナ缶に致死量なんてあるんですか?」「え? 5時間食べてもこれしか減ってないの?」などの名言を生み出しつつ、長井さんの挑戦は続いていきます。そして挑戦開始から約8時間が経過し、ついに……。
「うまれてきてごめんなさい」という謝罪の言葉とともに、とうとう空になったツナ缶写真が! フォロワーからも「完走おめでとうございます」「サンタさんに胃薬頼みましょう」など温かい言葉が次々と寄せられます。なぜだろう、目から油が……。
その後長井さんに詳しくお話をうかがったところ、挑戦に使用したツナ缶は、静岡市内にある卸店で購入したとのこと。また、普段はかもめ屋の「まぐろ水煮」や、由比缶詰所の「特選まぐろ油漬フレーク(綿実油)」を好んでよく食べているそうです。どちらもスーパーなどではほとんど取り扱っていないため、わざわざ本社まで買い付けに行っているとか……! なお、途中で行った“味変”の中では「ツナ×納豆」が特にオススメで、「付属のタレと合体させるだけでおいしくいただけます」とのことでした。
こうしてこの世界にまた1つ、新たなトリビアが生まれました。「ツナ缶の研究家が 1705グラムのシーチキンを食べ切るには 8時間2分 かかる」。ちなみに長井さんの「ツナ缶の薄い本」は冬コミ3日目にて委託頒布予定だそうですよ!
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