新海誠監督によるアニメ映画「君の名は。」が、中国とタイで日本映画歴代最高の興行収入を記録したことが明らかになりました。
日本国内での興行収入が200億円を越え(関連記事)、海外でも数々の映画賞を受賞するなど高い評価を得ている同作。タイでは11月10日から、中国では12月2日から公開がスタートしていました。
中国では、公開から16日時点の興行収入が5.34億元(約90億円)と、「STAND BY MEドラえもん」の5.3億元(約89.5億円)を上回り、日本映画歴代1位の興行収入を記録。タイでも4412.2万バーツ(約1.4億円)と、同じく「STAND BY MEドラえもん」の約3956万バーツ(約1.3億円)を超えてトップに立ちました。
同作は、既に世界92の国と地域で海外配給が決定しており、12月28日からはフランスで、2017年1月4日からは韓国でも順次公開されます。「君の名は。」ブームは海を越えてまだまだ続いていくようですね。
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