2014年12月にクラウドファンディングでスタートしたバーチャルリアリティ(VR)空間での「戦艦大和」復元プロジェクトが(関連記事)、ついに「VR戦艦大和」としてOculus Storeで配信開始しました。価格は3990円。
1941年竣工(しゅんこう)当時の戦艦大和が復元されており、VR対応のヘッドマウントディスプレイ(Oculus Rift)を使うことで乗組員と同じ視点でその外観や内装までも体感することができます。
配信は2期にわけて行われる予定で、第1期「大和、竣工」では第一艦橋、主砲内部、烹炊(ほうすい)所、司令部公室、艦長室、兵員区画、零式観測機、航空機格納庫、艦載艇格納庫を復元。その他、射撃指揮所、司令塔操舵室、陽炎型駆逐艦に、砲撃訓練のシーンも盛り込まれているとのこと。ちなみにクラウドファンディングで一定金額以上を支援した人は、名札のついた乗組員や士官として登場します。
なお、厠(かわや)や兵員用浴室、対空射撃訓練、零式観測機の射出シーンはマイナーアップデート(または第2期)で追加される予定です。
2017年冬にはOculus Riftがなくても遊べる「2D FPS版」と、「HTC Vive版」を配信予定。またVRでの体験会も2017年初頭に各地でを行うとしています。
さらに2017年内に配信が予定されている第2期「戦闘海域へ」では、武蔵最終時の建造と大和対空兵装強化の状態が復元され楽しめるということです。
(宮原れい)
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