iOSで使われている、お弁当の絵文字が注目を浴びています。今までは実に質素なお弁当だったのが、12月13日から配信されているiOS10.2から彩り豊かになり、「栄養のバランスが改善された」と話題になっているのです。
最初にiOSのお弁当の絵文字に言及したのは、Twitterユーザーのユウガさん(@To_AsteroidB666)。iOS10.2がリリースされる前の12月5日「iPhone絵文字の栄養バランスもクソもないようなお弁当すき」と旧弁当絵文字を画像つきでツイートしたところ、1万8000回近くリツイートされました。
ちなみに旧弁当は、箱の半分ぐらいが梅干しの乗ったご飯で、おかずは海老天、里芋、きんぴらと思われる3品。確かにちょっと質素というか、シンプル過ぎる感じです。
しかし、iOS10.2から絵文字が更新。ユウガさんが「iOS10.2 アップデートにより栄養バランスが改善されました」と新弁当画像つきでツイートしたところ、こちらも1万8000回以上リツイートされました。新弁当はおかずの種類が増え、彩りも大変豊かになっています。
これで絵文字を見るたびに悲しい思いをせずに済む……と思ったのですが、画像からおかずの内容を検証する人たちが現れ衝撃の事実が明らかに。お弁当の献立が、以下のようになっていたのです。
ほぼ米! ほぼ炭水化物! 豊かになったのは彩りだけで、栄養バランスはむしろ崩壊の一途(いっと)をたどっていました。これはひどい。そもそも弁当に握りずし入れんなや!
栄養バランスの改善を報告したユウガさんでしたが、内容が明らかになると最終的に「全部すしじゃねえか!!!!!!!!!」とのコメント。弁当文化が正しく米国に理解されるには、まだもう少し時間がかかりそうです。
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