2017年夏公開の実写映画「東京喰種 トーキョーグール」のロゴと、俳優の窪田正孝さん演じる主人公・金木研(カネキ)のビジュアルが解禁されました。東京の街をバックに、決意に満ちた表情の一部をマスクで覆い隠した姿はまさにカネキの雰囲気そのもの。
石田スイさんのマンガ「東京喰種 トーキョーグール」は、累計2100万部の人気コミック。人間の姿をしながら人を喰らう正体不明の怪人“喰種(グール)”の脅威(きょうい)におびえる東京で、平凡な大学生・カネキがリゼという女性と出会い、その運命を大きく変えていく――という物語。
ファンにとっては、マスクのデザインも気になるところ。マンガやアニメではマスクの口の部分は人の歯のような形でしたが、今回は恐竜の歯のような鋭くとがった形状で、しかもメタリック。洗練された印象のマスクをデザインしたのは、CHRISTIAN DADAの森川マサノリさん。森川さんは、レディ・ガガやKISSなどのステージ衣装を手掛け、パリコレでも活躍する世界的デザイナーです。
森川さんの作り出す「前衛的でありながら伝統をも受け継ぐという独特のデザイン」が、東京喰種の世界観と共鳴すると確信した製作サイドがラブコールを送ったところ、森川さんが同作のファンだったこともあり快諾、実現しました。森川さんは同作において、劇中に登場するグールのマスクだけでなく衣装のデザインも担当します。
なお、窪田さんが撮影で着用したマスクは、12月17日・18日に幕張メッセで開催される「ジャンプフェスタ2017」の「東京喰種 トーキョーグール」コーナーで撮影可能な形式で展示されます。また、18日10時からの「東京喰種 トーキョーグール」ステージでは、約2分のスペシャル映像の上映も。
(五月アメボシ)
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