2016年10月から経済産業省が検討していた「プレミアムフライデー」(関連記事)の公式サイトが公開され、本格的に始動しました。月末の金曜日は15時に仕事を終えて豊か・幸せに過ごすという新しいアクションを、官民が連携して創り出す取り組みです。
「プレミアムフライデー」は、落ち込んだ消費を喚起するための政策。2016年2月の経済財政諮問会議で出た、米国の「ブラックフライデー」(感謝祭の翌日にあたる、一年に一度の大セール日)のような消費を促す日を作れないかという提案をもとに、同省が検討を進めてきました。
公式サイトのオープンとともに、公式ロゴマークの申請登録が始まっています。ロゴマークは、「ぜひプレミアムフライデーの普及・啓発にご活用ください」とのこと。
しかし、検討していることが明らかになった10月の時点では、「給料が上がらないのに時間だけあっても消費できない」「現場のことをまるで分かっていない」「他の日の残業が増えるだけ」といった声も多数あがっていました。また、プレミアムフライデーに業務を15時に終えるかどうかは、各企業に委ねられることになります。
第1回目として、2月の月末金曜日である2月24日から街中でさまざまなイベントが企画されているそうです。果たしてどの程度の企業が参加し、15時で仕事を終えられるのでしょうか。
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