アニメ「有頂天家族2」の成功を関係者とファンで祈願するイベントが、2017年1月12日に作中の舞台・下鴨神社（京都・左京）で開催されます。世界遺産「古都京都の文化財」の1つとして登録されている同神社でアニメ関連イベントが開かれるのは初めて。

イベント「『有頂天家族2』成功祈願！下鴨神社糺の森たぬきの集い」　(C)森見登美彦・幻冬舎／「有頂天家族」製作委員会

「有頂天家族2」ビジュアル　

　イベント名は「『有頂天家族2』成功祈願！下鴨神社糺の森たぬきの集い」。下鴨神社の境内で、新たに登場するキャラの声優陣、メーンビジュアル、オープニング・エンディングアーティスト、作品とコラボした新しい取り組みなど新情報が発表されます。

「有頂天家族」下鴨神社登場シーン

実際の下鴨神社（写真提供：下鴨神社）

　登壇するのは主人公・下鴨矢三郎役の櫻井孝宏さんや弁天役の能登麻美子さん、二代目役といった声優陣、さらには原作者の小説家・森見登美彦さん、監督の吉原正行さん、プロデューサーの堀川憲司さんなど。国宝指定である本殿で成功祈願するほか、重要文化財指定の舞殿で｢成功祈願鏡開き｣を行います。

参加者がもらえる｢モフモフたぬきポンチョ｣。下鴨神社でたぬきになりきれるのは熱い……

　一緒に｢糺の森（ただすのもり）のたぬき｣にふんして成功を祈願する一般参加者の募集も開始。舞殿前の特設席でイベントを見られるほか、｢モフモフたぬきポンチョ｣などさまざまなプレゼントがもらえます。抽選チケットの申し込みは12月12日18時まで、先着順となる一般販売は12月25日12時から。参加費は2000円（初穂料含む）です。

　「有頂天家族2」は、2013年に放送されたアニメ「有頂天家族」の第2期にあたる作品。森見登美彦さんの小説「有頂天家族」シリーズを原作としており、今年9月18日に｢京都国際マンガ・アニメフェア｣で製作が発表されました。下鴨神社の糺ノ森に暮らすたぬきたち・下鴨家を中心とした、たぬき・天狗・人間の思惑が入り乱れるコメデイドラマとなっています。