サッカーポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドが、仏像に足を乗せた画像をSNSに投稿し、批判を浴びています。
問題となった画像のブッダは首像で、周りに水が張られ、ロナウドが足を乗せているのはその囲み部分。サングラス越しに見下ろすような顔の角度とジョガーパンツに両手を突っ込むポーズがちょっとオラついた印象です。
この画像に対して仏教徒をはじめとするファンから「他宗教をリスペクトしていない」とコメントが相次ぎ炎上。「これでたくさんのファンを失った」という意見や「こんなの人間じゃない」「お前はサッカー選手であって神ではないんだ」と強い調子で批判する人も。さらに多くのファンは不快感とロナウドを心配する気持ちが交錯し「お願いだからこの画像を消してほしい」と懇願しています。
一方、中には「王者でいるのは大変なんだ。みんな繊細過ぎ」と大きな問題とは捉えない人や、足を乗せているのは仏像そのものではなく囲み部分なので問題ないとする意見もみられました。
来日した際、ロナウドのファンである日本人の少年による慣れないポルトガル語に会場から笑いが起きたときは「うまく話せているよ」と優しくフォローしたり、シリア難民の子どもたちを支援するようフォロワーに呼び掛けたりと(関連記事)、人柄の良いエピソードが聞こえてくるロナウドだけに、今回の投稿を残念に思う人が多かったよう。スポーツ選手のなかではフォロワー数がトップである彼の影響力を良くも悪くも実感させられる一件となりました。
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