世界初の全自動洗濯物折り畳み機「laundroid(ランドロイド)」(関連記事)が、第1号製品「laundroid 1(ランドロイド ワン)」として発売決定。2017年3月に予約販売が始まります(価格未定)。
seven dreamers laboratories(セブンドリーマーズ)、パナソニック、大和ハウス工業による合弁会社、セブン・ドリーマーズ・ランドロイドが開発。入れた衣類の種別を画像解析技術で認識し、ロボティクス技術で適切に折り畳んでくれます。そして衣類がタオルかトップスか、着用者が誰であるかといった条件で仕分け。ユーザーのすることは、乾いた洗濯物を入れ、仕分け終了後にタンスなどへ収納するだけとなります。
本体と専用ソフトの組み合わせで動作し、設定や操作はスマートフォンからも実行できます。現在ハードウェアのみが完成しており、ソフトは開発最終段階。ランドロイド ワンは、この状態でイノベーター向けに販売されるβ版製品で、ソフトも完成した正式版は、2018年3月からの予約販売を予定しています。
公式サイトでは、「WLIP(worldwide laundroid innovation platform)2016」のプロジェクトメンバーも先着100人限定で募集中。メンバーは限定モデルの「laundroid 0(ランドロイド ゼロ)」を先行入手し、使用を通じて開発に協力することとなります。
メンバーには2016年12月オープン予定の会員制ラウンジ「ランドロイド・ラボ」へ入場し、開発機のデモを観覧できるといった特典も。ただ、会員権は250万円(税別)とさすがに高価で、一般家庭が洗濯物の整理から解放されるには、まだまだ時間がかかりそうです。
(沓澤真二)
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