2016年9月9日から10月31日までの53日間、東京ディズニーランド/東京ディズニーシーでスペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」が開催されます。ディズニー・ハロウィーンといえば、昨年はヴィランズの「手下」が大きな話題になり、ディズニーファンならずとも「なんかすごいぞ!」という評判がSNS上にあふれていました。
今年もヴィランズの「手下」は健在、しかも広々とした場所で、のびのびとゲストを魅了していました。今年も魅力あふれる、ディズニー流のハロウィーンをレポートしましょう。
まずはやっぱり「手下」から。東京ディズニーシーでは、ディズニー映画に登場する魅力あふれる「悪役」=ヴィランズたちが、クールで妖しいハロウィーンを作り出しています。
その中でも、フック船長やマレフィセント、それに海の魔女アースラたちの「手下」が、ゲストにヴィランズの素晴らしさをアピールし、ヴィランズたちの世界へ引き込もうとするアトモスフィアショーが開催されています。しかし今年はどこで行われるか、どの手下が現れるかが全く分からないという神出鬼没のアトモスフィアショーになっており、ショーが始まるとあっという間に人だかりになってしまっていました。
今回もファッションチェックやリクルーティングに大忙しの「手下」たち。いつ行われるかは神のみぞ、いやヴィランズのみぞ知るという突発的に行われるショー。今年もぜひ、手下の魅力にハマってみてください。
そして東京ディズニーシーの中央にあるメディテレーニアンハーバーでは、ディズニーヴィランズたちが主役のハロウィーンパーティー「ザ・ヴィランズ・ワールド 〜ウィッシュ・アンド・ディザイア〜」が開催されています。ディズニーの魅力あふれるヴィランズたちと、ミッキーマウスたちが競演するパーティーも見逃せません。
そして東京ディズニーランドも「ディズニー・ハロウィーン」が開催されています。こちらは打って変わって、ウキウキな感じのちょっと楽しそうなハロウィーンのようです。
東京ディズニーランド側のハロウィーンの目玉はやっぱりデコレーション。エントランスやシンデレラ城前にはたくさんのデコレーションが登場しています。よく見ると五線譜や音符、楽器などのモチーフがたくさんありますね。
今年のテーマは「ハロウィーン・ミュージックフェスティバル」。おばけやスケルトン、そしてディズニーの仲間たちが登場し、ゲストを巻き込んで「音楽会」を楽しみます。今年初めて登場するパレード「ハロウィーン・ポップンライブ」では、さまざまなジャンルの音楽パフォーマンスを体験できます。途中9カ所でパレードが停止し、ラテンやロックといったパフォーマンスを見られますよ!
イベント恒例の連動メニューも見逃せません。イクスピアリの隣にあるディズニーアンバサダーホテル、ロビーにある「ハイピリオン・ラウンジ」のデザートセットはなんと懐かしの「レコード盤」。東京ディズニーランドのミュージックフェスティバルと連動したこのメニュー、いったいどこを食べるのやらと思ったら、とても面白いギミックでした。
もちろん、イベントに連動した客室も。ディズニーアンバサダーホテルでは、東京ディズニーランドの「音楽会」イメージに合わせた「ディズニー・ハロウィーン デコレーション客室」を用意しています。ベッドカバーやチェアカバーはまさにミュージックフェスティバル。ホテルに帰ってもパークの続きが楽しめますね。
東京ディズニーリゾートのハロウィーンは夏の終わりとともにスタートし、2カ月弱も続くという、普通の感覚から考えたらちょっと変わったもの。期間中、全身仮装も可能な日もあり、そのときはこれまでとはかなり印象の違うパークが楽しめます。前回はディズニーに関心がなかった人からも「手下ってなに?」と聞かれることが多かったので、今年のハロウィーンも手下目当てに多くの人が集まる予感です。
もしハロウィーンを東京ディズニーリゾートで過ごしたいと思ったら、まず「日付指定」のパスポート(関連記事)を手に入れることをお忘れなく!
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