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 漫画「ハイキュー」の聖地として知られる「道の駅いわいずみ」(岩手県)が、8月末に上陸した台風10号の被害で浸水。店長が公式FaceBookにて、被害状況を報告しました。店内は壊滅的な状況でありながら、休憩所の名物、岩泉一と及川徹のタペストリーは無事だったそうです。

 岩手県は同作を手掛ける古舘春一先生の出身地であり、作中には同県の学校や地名に由来する描写が多く見られます。道の駅いわいずみがある岩泉町もその1つで、岩泉一の名前の由来とされています。この縁から同店が5月より彼のタペストリーを休憩所に展示したところ、多くのファンが訪れるようになりました。


被災前 被災前の休憩所の様子。記念撮影用に、キャラクターと同じ高さに立てる踏み台も用意(画像はGoogleマップより)

 最初は原作を知らぬままタペストリーを飾った店長でしたが、それだけでお客さんが来てくれることに興味を持ち、単行本を全巻をそろえ一気に読破。その魅力を理解し、「岩泉一選手とまではいかなくても、『岩泉町』のファンになってもらいたい」と願うようになりました。しかし思いが実現しかけた矢先、店舗は台風10号により被災。氾濫した川からの濁流が押し寄せ、店内にはひざ下まで土砂が堆積してしまったそうです。

 台風が過ぎた翌朝、店長が真っ先に休憩所へかけつけたところ、タペストリーは奇跡的にほぼ無傷。来訪者が記録を残した「思い出ノート」も、乗っていたテーブルごと浮かび上がっていたため、濁流にのまれることなく残っていました。

 道の駅いわいずみは、当面の営業を停止。しかし店長は「『飛べない烏』とまで言われた烏野高校が力を合わせて強敵に立ち向かうように」と、原作を引用して復興の意気込みを語っています。あわせて、「しばらく岩泉一選手・及川徹選手との面会はできませんが、必ず復活しますので、引き続き応援をよろしくお願いします」と、「ハイキュー」ファンへメッセージを告げています。


店外店外 9月2日のFaceBook記事より、店外の状況。被災者へ向けて倉庫のミネラルウォーターを供出するなど、復興を目指した活動が行われている


(沓澤真二)


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