運営を批判したユーザーに反省文を書かせたり、営業を妨害したとされるユーザーの本名・都道府県をTwitterで公開したりして炎上していた(関連記事)「ゴルスタ」公式Twitter(@micoochan)が8月27日、アカウントを削除しました。
削除されたのは、ゴルスタ公式をうたっていた「【公式】みこちゃん(ゴルスタ運営)」というアカウント。削除されたのは8月27日の未明とみられ、現在はアクセスしても「このページは存在しません」と表示されるのみとなっています。また、もう1つの公式アカウント「@goalstart」も、フォローや過去のツイートを全て削除し、現在は一切の投稿がない状態に戻っています(※)。
さらに、上記「@micoochan」のアカウントでは、運営の業務を妨害したとされるユーザーの氏名および都道府県をTwitterに書き込んでいたとの指摘もありましたが(ツイートは既に削除済み)、これについては運営会社・スプリックスの常石博之副社長が、読売新聞の記事内で「当社のミスでした」「担当者がヒートアップしてしまったためです」と、個人情報流出があったことを認めて謝罪しています。
「ゴルスタ」は“中高生限定”をうたったSNS・ライブ配信アプリ。最近はテレビCMも放送するなど、急激に利用者数を伸ばしていましたが、「運営を批判すると即アカウント停止になる」「復帰には反省文提出が必要」「復帰後も運営に対し協力的な姿勢をとらなければらない」――など、その運営方法があまりにも「独裁的」と話題に。また、運営を批判したユーザーに対し「威力業務妨害で警察に通知する」など、通報・逮捕を示唆したツイートも投稿するなど、公式アカウントとは思えない、過激すぎる発言の数々も批判を浴びていました。
騒動以降、スプリックスのサイトは「ただいまアクセスが集中しているため、サイトが繋がりづらい状態になっています」というお知らせに差し替えられ、会社情報などが閲覧できない状態が続いています(8月27日18時時点)。
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