「スーパーマリオ」シリーズを象徴するアイコンと言えば“土管”。リオ五輪閉会式でも、マリオに扮(ふん)した安倍晋三首相が、土管を使って渋谷からリオにワープするパフォーマンスが大きな注目を集めました(関連記事)。
そんな「マリオの土管」を現実世界で見つけたとTwitterなどで話題になっています。きっかけになったのは、漫画家・渡会けいじ(@watarai)さんが「ここから選手たちが帰ってくるかもしれない」と投稿した写真。色といい形といい大きさといい、これは確かに「マリオの土管」そのもの……!
調べたところ、この土管があるのはJR池袋駅の東口。土管は横断歩道沿いの植え込みからニョキっと生えていますが、何のためのものなのか、特に説明などはないようです。ネット上でも「何なのか知りたい」といった声がちらほらと見られました。
さらに調べてみると、この土管の所有者はどうやら東京メトロなのだそう。気になったので、何のためのものか問い合わせてみました。
「確かに東京メトロの所有物です。あれは池袋駅地下にあるトイレの排気用煙突ですね」(東京メトロ 広報)
えええええ! ネット上でも「土管ではなく煙突?」といった指摘はありましたが、まさかトイレの排気用煙突だったとは……。ちなみにこうした排気用煙突は都内のあちこちにありますが、ここのように「マリオの土管」そっくりなものはかなり珍しいそう。なぜ池袋駅のものに限って、このような色・形なのかは東京メトロ側もよく分からないとのことでした。
取りあえず、行き先が池袋駅のトイレと分かった以上、うっかり中に飛び込んだりはしない方がよさそうです(当たり前)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.