ウェディングケーキ100年の歴史を振り返る企画。1910年代〜2016年の現代まで、全11種類のデザインのケーキを紹介しているのですが、こんなに変化していたとは……。
最初の1916年のケーキは、シンプルな純白のホールケーキの上に、これまた白い花を載せたシンプルなもの。次の1926年になるとケーキが2段になり、クリームで模様が描かれ、上にはお花がグラスに入れられて載せられる形に。
その後1936年になるとケーキが3段、さらに上には花ではなく新郎新婦の人形のケーキトッパーが載せられるようになり、1946年にはケーキとケーキの間に柱が現れます。1956年はケーキトッパー部分がリボンや鐘などの装飾で華やかになり、1966年〜1976年にかけてはケーキが長い柱によって一気に高く。そして1986年になると、青色が使われた独特な塔の形に変化しています。この辺り、なんとなく時代を感じる……。
1996年で再び低めで色などもシンプルな形に戻ると、2006年もモノクロでわかりやすいケーキに。新婦が新郎を引っ張っている人形が載せられていて、そのクオリティが高くなっているのも特徴的です。
その10年後の2016年、今はどうなっているのかというと、まさかのオレンジや赤色のカラフルなケーキに……!? アート性が重視された大胆な見た目をしていて、これまでの流れとは一線を画したデザインになっています。
コメント欄での「どれがお気に入りですか?」という質問では、1926年と1996年のデザインと答える人が多く見られています。また2016年のは「2016年が一番いい」「2016年以外がいい」と賛否両論といった感じでした。
(宮原れい)
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